直径1-2mmのガラス管もしくは棒を，顕微鏡で観察しながら加工する装置で，「折る・丸める・曲げる・スパイクをつける」ことができます。顕微操作を行うためのピペット作成用のもので，主にマイクロインジェクションなどで使うものです。他にも顕微鏡レベルの微小な加工にも使えます。 顕微鏡を覗きながら，左右2個の3次元マニュピレーターを操作でき，中央にはU字型の電熱ヒーターがあります。片方には加工するためのガラス管，もう片方には操作用のガラス管や金属棒を取り付けます。ヒーターのON-OFFはフットスイッチで行うようになっています。 新機種MF2が登場していますが，仕様はほとんど変わっていません。以下のHPをご参考ください。 https://products.arishige-group.com/group1/MF2/pipette/japaese.html 加工の様子は, 以下のYouTubeの動画をご覧ください。 https://www.youtube.com/shorts/3ha7R4b8aO8 https://www.youtube.com/watch?v=Vbedv7-QUWY レンズを含めて，新品の場合70万円以上します。ですが，動作は問題なく，長く使えると思います。 W210 × D300 × H280mm、5.8kg